京都クリエイティブワークショップ森井です。

開催からもうすぐ3週間になりますが、5月11日にグランフロント大阪内のイノベーションハブでScratch Day 2014 in Osakaを開催しました。

Scratch Day 2014 in Osaka

当日は基調講演に阿部和広さんをお迎えし、また11のサポーター企業さんやコミュニティの皆さん、延べ100名を超えるScratch好きな子どもたちやその親御さん、教育関係者の方たちにお越しをいただきました。

会場では各コミュニティさんの活動を紹介する展示や株式会社アーテックさんのアーテックロボットの展示、CA Tech Kidsさんは子どもたちの作品の展示と普段ワークショップで使われているテキストの配布など盛りだくさんでした。 また、会場では阿部和広さんにサインを求める子どもたちもいました。(ちなみに僕もサインを貰いました)

ワークショップコーナーでは京都クリエイティブワークショップからは「なのぼ〜ど」を使ったワークショップを開催させていただいた他、LEGOやアーテックブロックを使ったロボットを用いたワークショップやポリッドスクリーンを活用したワークショップ、またsmalrubyというrubyで作られたScratchクローンを用いたワークショップなど盛り沢山でどれも事前申し込みで満員という状況でした。

僕らも普段Scratchでワークショップをしているのですが、ポリッドスクリーンやブロックなど色々なアナログな道具と組み合わせた作品作りなど今後のワークショップのネタの参考にさせていただきたいものばかりでした。

子どもたちも大変楽しんでくれていたようで、会場中に楽しそうな声が聞こえていました。

基調講演は阿部和広さんにお願いをして、『あらゆる年齢の「子供たち」のためのプログラミング』というタイトルで講演を頂きました。

またそれに続くパネルディスカッションのコーナーでは阿部さんに加えて、きょーくりから原が参加し、またテクノロジーライターでmaster 3doodlerの大谷和利さんにもご登壇を頂いて3人で『プログラミング教育ムーブメントとコミュニティの役割』というテーマでプログラミング教育やScratchコミュニティへの思い、また「ものづくり」への考え方など熱いお話をいただきました。

この基調講演、パネルディスカッションの前に控室で阿部さんと大谷さんの意外な接点のお話などもあって大変盛り上がったその勢いそのままでお話いただけて短い時間でしたが大変興味深いものばかりでした。

このイベントは昨年の夏くらいから「関西で何かScratchやってる人が集まれるイベントをしたいね」と言っていたものを今回、大阪市さんや大阪大学e-squareさんなどなどのご協力で実現することが出来たイベントでした。

これからも関西を中心にScratchなどを通してプログラミングやものづくりの楽しさを子どもたちに伝えていけるように頑張っていこうという想いをより強くする1日でした。

ご来場いただいた皆さん、関係者のみなさんありがとうございました。

基調講演とパネルディスカッション後に会場に残っていらっしゃった皆さんで撮った記念撮影写真を貼って開催報告を締めたいと思います。